本日のツアールートです。
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オーストラリア線は成田を遅く出ます。
この時間のフライトは、オーストラリアとハワイぐらいです。
時差も、1時間から2時間(オーストラリアの州と夏時間の実施の有無で変わりますが)。
フライト時間も今回はケアンズなので8時間を切ります。
ですので、成田を20時過ぎに出てもケアンズには朝の4時台と言うとんでもない時間に着いてしまいます・・・・
(もう少しどうにかならないのか?)
ところで・・・
今回のツアーを計画している最中に唯一心配な事がありました。
それは、今回のツアーの中で最も行って良いほど重要な物・・
車 なのです。
予約までは、インターネットと電話で順調に予約は出来たのですが・・・。
リターン日時や場所の変更などの連絡を12月の頭からしているのですが、まったく連絡が取れない状況なのです。
メールを出してもリプライはないし、電話をしても誰も出ないし・・
ただ、Web上ではリザーベーションの確認は出来る。
(でも、モディファイのボタンを押すとエラー)
念のために、他のレンタカー会社に4WDのアウトバックに向かえるようなクロスカントリー車を保険で予約を入れようとしたのですが、ケアンズという田舎のせいもあり、何処も空きは無し・・・
もし、車がなければ全て計画が狂ってしまう。
狂うどころか中止になってしまう・・・
そんな不安を隠しつつ、ケアンズ空港のレンタカー窓口へ・・
(^_^)/
やっぱり・・・・
朝早い(5時台)なので、誰も係員はいない。
(勿論、この到着時間は事前に知らせてある)
でも、オーストラリアでは田舎の空港では電話だけが置いてあり電話を掛けると向かえに来るシステムが一般的だ。
焦らずに、カウンターにある電話の受話器を取り電話を掛ける。
「プルプル・・・プルプル・・・」呼び出し音が鳴る。
何回呼んでも掛け直しても電話は誰も出ない・・・
自分自身に、
「ここはオーストラリアだから・・・」
と言い聞かせ。
しばらくしてもう一度、受話器を取る。
受話器の奥から「ハロー?」と、そして「今はダウンタウンのオフィスにいるので直ぐに行くので待ってて!!」と若い女性の声。
ちょっと安心。 (#^.^#)
そこから、20分まっても30分待っても、その彼女は来ない。
「ここは、オーストラリアだから・・・」
そして一時間ほどたってか、ようやく女性が登場。
早速、一番心配していた予約の確認。
予約は、確かに入っていた。
良かった・・・・・
(ちなみに、変更の数々のリクエストはまるで、入って居ませんでした。(^_^)/)
それでは、手続きをと・・・ すると
彼女曰く、
「4WDでないと駄目?」
キタ━━ヽ(゚∀゚)ノ━━!!!
「貴方にアサインをしていた4WDが、まだ前に借りている人が返却をしていないんだよね」
なにー!!
有る程度、問題は予測をしておいたが、そう言う技で来たか!!
「絶対に4WDで無いと困る。 旅行自体の続行が不可能になる」
そうしたら彼女、色々と電話をし
「ちょっと待っていて」 と行って、何処かに消えていってしまいました。
待っている間に、カウンターの隣に4社レンタカー会社が並んでいたので、それぞれの受付に、
「4WDは有るか?」 と聞くと、
「無い、無い!!」 との答え。
流石に、土壇場では無理かと思っていると、4社目の受付で
「ここに有るカウンターがある会社は、全部車を相互で融通して居るんだ。 だから、一社が無ければ、何処も無いんだよ。」
なに?! そうなの?
そんな事を話している間に、彼女が戻ってきた。
「1つ相談なんだけれど、10時にケアンズのダウンタウンの営業所で車を用意出来る様になったから、それで手を打たない?」
「その用意した車って、本当に4WD?」
「本当に4WDだわ。 そうそう、ご迷惑をおかけしたお詫びに$20ディスカウントするから、ディスカウント料金でダウンタウンまでタクシーに乗り美味しい朝食でも食べてよ!!」
こちらとしては、本日ケアンズから約200km走ってTOWNSVILLEで、食料・アウトドアイクイップメント・ジェリカン等々を調達して、更に150km走ってCharterTowerでキャンプを張らなければならない。
ケアンズで、ゆっくりしている時間などはまるでないのだが・・・
でもこれ以上の交渉の余地はないか・・・
「ここは、オーストラリアだから・・・」